震災被災地の聖火台に点火 東京五輪へ機運盛り上げ 宮城・石巻

東日本大震災の被災地・宮城県石巻市で22日、1964年の東京五輪で使用し、国立競技場の建て替え工事に伴い貸与されている聖火台に点火するイベントがあり、3年後に迫った2020年東京五輪・パラリンピックへ向けて機運を盛り上げた。

イベントは聖火台が設置された市総合運動公園で行われ、約200人が参加。聖火ランナーを務めた石巻専修大女子競走部の牧野あやさん(20)がトーチを聖火台にかざすと、静かに炎が燃え上がり、拍手が湧き起こった。

火はイベント終了後に消されたが、点火前に聖火台を磨いた阿部咲来さん(12)は「聖火台に火がともり、とてもきれいだった。陸上競技をしているので、3年後の五輪では男子リレーの活躍が楽しみ」と目を輝かせた。市は震災からの復興の象徴として聖火リレーの国内出発点となるよう要望している。